ブラームス: ヴァイオリン協奏曲; ラロ: スペイン交響曲, 他 <特別収録>ヴァイオリン・デュオ<タワーレコード限定>

ブラームス: ヴァイオリン協奏曲; ラロ: スペイン交響曲, 他 <特別収録>ヴァイオリン・デュオ<タワーレコード限定>

Tower Record
HKD351.70

産品資訊

商品の説明

※SACDハイブリッド盤、限定盤、デジパック仕様
※世界初SACD化
※2017年最新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング)
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(英国初期盤。ブックレット中に他も一部モノクロで使用)
※解説:板倉重雄

商品の情報

発売日

2017年11月15日

フォーマット

SACDハイブリッド

構成数

2

製造国

国内

レーベル

TOWER RECORDS DEFINITION SERIES

規格品番

TDSA-58

商品の紹介

コンドラシンの指揮でステレオ収録されたロンドンでの旧EMII録音全3曲を集成。
さらに、貴重なデュオを特別収録!全曲世界初SACD化

没後35年企画盤。ヴァイオリンの鬼神と言われたレオニード・コーガン全盛期の旧EMI録音から、1959年2月にコンドラシンの指揮でロンドンにおいてステレオ収録された全3曲を、世界初SACD化音源として2017年最新復刻。さらに、同じく偉大なソ連のピアニスト、エミール・ギレリスの妹であり、コーガンの妻であるエリザベータ・ギレリスとの大変貴重なデュオ・アルバムも今回特別収録(1963年パリでのステレオ録音)。今回の復刻のために、本国のオリジナル・マスターから96kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを新規で行いました。
このSACD2枚組には、コーガンが1959年にイギリスでステレオ録音した協奏曲2曲と小品1曲、及びその4年後にフランスでステレオ録音とした妻エリザベータ・ギレリスとのデュオ作品を4曲が収録されています。ブラームスのヴァイオリン協奏曲は彼が16歳のモスクワ・デビューで弾いた思い出の作品であり、1958年1月にはモントゥー指揮ボストン交響楽団と共演し、熱狂した聴衆から18分もの歓呼を浴びた作品でもあります。モスクワで家族ぐるみの付き合いをしていた名指揮者コンドラシンの、スケール雄大、ポリフォニー感覚にも富んだオーケストラを背景に、コーガンは冒頭から切れ味鋭いテクニックと引き締まった美音で、作品に真正面から斬りこんでゆきます。圧倒的な曲首が終わると、緊張と弛緩を絶妙に交代させながら作品の多様な情景を見事に描き分けてゆきます。終楽章での力強いテクニックと音色の魅力、集中してゆくエネルギーも圧巻です。ラロのスペイン交響曲ではヴァイオリンを原色的に発音させ、切れ味鋭いテクニックと濃厚な情緒表現を展開。北ヨーロッパの人々の南国スペインに寄せる憧れ、民族情緒が濃厚というロシアとスペインの意外な親近性が、指揮者ともども情感がメラメラと燃え上がるような演奏を生んでいます。チャイコフスキーの「憂鬱なセレナード」で広がるのは、一転して寒々と広がるロシアの大地の情景です。オリジナルLPでは「スペイン交響曲」の後に、この曲を入れており、「スペイン交響曲」で燃え盛った情熱を、優しくクールダウンさせるような、粋なカップリングとなっていた訳です。(1/2)

タワーレコード (2017/10/17)

4曲のデュオはルクレール2曲とテレマン、そしてイザイという順で入っています。ルクレールでは2台のヴァイオリンが呼びかけあうような愉悦感、美音と美音の戯れ、交錯が弦楽器好きにはたまらない聴き物となっています。テレマン作品は小品ながら、2人が同じ楽譜を1小節ずらして演奏する楽しいカノン。イザイ作品は1915年ベルギーのエリザベート女王に献じられた作品。それぞれのヴァイオリンが重音を駆使して、弦楽四重奏のような豊かなハーモニーを奏でる作品で、技巧的に難しいことからあまり演奏されませんでしたが、コーガン夫妻が積極的にステージに乗せ、1963年の日本公演でも披露されてファンを喜ばせました。この録音が世界初録音盤です(尚、初出以来この曲は「ハ長調」と盤には表記されていましたが、実際は「イ短調」の間違いであったようです。今回より表記を訂正してあります)。このヴァイオリン・デュオのオリジナルLPは発行枚数が少なく、極めて入手困難な希少盤となっているだけに、今回の素晴らしい音でのSACD化は多くのヴァイオリン・ファンに喜ばれることでしょう。
今回の復刻では詳細な解説を新規で掲載しました。ジャケットは英初期盤のオリジナル・ジャケット・デザインを使用し、ブックレットの中にも一部をモノクロで掲載しています。このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。今回のDefinition Series第12弾では、計2タイトルを発売いたします。(2/2)

タワーレコード (2017/10/17)

作品の情報

メイン

ヴァイオリン : レオニード・コーガン 指揮 : キリル・コンドラシン 管弦楽 : フィルハーモニア管弦楽団

その他

ヴァイオリン : エリザベータ・ギレリス 作曲 : ヨハネス・ブラームス 、 エドゥアール・ラロ

収録内容

構成数 | 2枚


【曲目】
コンドラシン指揮編 <特別収録>付:
[DISC1]
1. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77、 2. ラロ:「スペイン交響曲」 作品21
[DISC2]
3. チャイコフスキー:憂うつなセレナード 作品26
<特別収録> 「ヴァイオリン・デュオ」
4. ルクレール:ソナタ 第3番 ハ長調、 5. 同:ソナタ 第1番 ト長調
~2つのヴァイオリンのための6つのソナタ 作品3 より
6. テレマン:ソナタ 第1番 ト長調
~2つのヴァイオリンのための6つのカノン風ソナタ 作品5 より
7. イザイ:2つのヴァイオリンのためのソナタ イ短調

【演奏】
レオニード・コ―ガン(ヴァイオリン)、
エリザベータ・ギレリス(ヴァイオリン) (4-7)
フィルハーモニア管弦楽団 (1-3)
キリル・コンドラシン(指揮) (1-3)

【録音】
1959年2月22,26日(1)、25,27日(2,3) アビー・ロード第一スタジオ、ロンドン
1963年3月14日(7)、5月25日(4,5)、26日(6) セーブル第3スタジオ

【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)

1. [SACDハイブリッド]

2. [SACDハイブリッド]

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