家族になるまで / 光の箱庭

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WEB本編終了後から星結びまでの甘めのフェルマイ本です。四季が巡っていく中で二人の関係が変わっていきます。表紙はRe:Redの保さまに描いて頂きました。

商品紹介

わたしの知っている『恋』という感情は、本の中に書かれてあった文字が全てだ。

もちろん、恋をしている友達、兄様、側近達が身近にいた事は否定しないけれど、
わたしは彼らが何を思い、悩み、苦しみ、喜びを感じていたのかを浅くしか知らない。

恋を本質的に理解しているとは言えない以上、本に書いてあったようにキュンとしたり、
訳もなく涙が出たりといった経験がないわたしの中にある愛情は
『恋』や『懸想』とは違うものなのだろうと漠然と思っていた。

―だけど。
わたしは婚約の魔石を交わしたあの瞬間、もしかしたらフェルディナンドに
『恋』をした……のだと思う。

(『家族になるまで』冒頭より）

サークル【光の箱庭】がお贈りする“コミックマーケット97”新刊は、
[本好きの下剋上]フェルディナンド×ローゼマイン小説『家族になるまで』。

本編終了後から星結びまでの時間軸でお届けする本作は
“恋”について考え始めたローゼマインの思いにはじまり
全体的に甘め、そしてお互いへの“溺愛ぶり”が溢れ出るストーリー。

季節が巡る中でじわじわと変化していく彼らの関係、そして雰囲気が
文章から感じ取れるこの文章力にも特に注目して頂きたい1冊です！

フェルマイへの愛がぎゅっと詰め込まれた惣也先生の最新作。
『家族になるまで』の二人、そしてそれからの二人の姿をどうぞお手元でご覧ください！